ワイナリーツアー②
プライベートワイナリーツアーの2件目はRetzbachのWeingut Christine Pröstlerというワイナリー。
経営しているクリスティーネさんは
20代にニュージーランド、南アフリカなどでワイン醸造を学び世界を旅した経験のある方で、若手の女性ワインメーカーとしてフランケンワインの本にも取り上げられているそうです。
あいにくクリスティーネさんは不在でしたが旦那さんが暖かく迎えてくれました。
パンフレットに載っている20種類以上あるこちらのワイン
「さぁ どれを試す?」
という感じで試飲用が決まっているわけではなく、選んだワインを飲ませてくれるから
かなり太っ腹
フランケンワインの白ぶどうは大体Silvaner, Müller-Thurgau (Rivaner), Bacchusの単一品種を使いますが、
Müller-Thurgauは混醸でそのほかにPinot grisやPinot blan, Sauvignon blancもつくっていて奥さんの海外海外留学が影響しているようです。
白だけで酔っ払ってしまい、赤は1種類Dominaを試飲しました。色合いは濃く、香りも熟した感じで 飲むとメルロのような印象、渋みは目立たず、酸味もまろやかなので 万人受けしそうなぶどうの品種です。 「濃いのにあっさり」矛盾していますが飲んでみると分かってくれるはず!!!
赤ワインの熟成にはブルゴーニュと同じく228Lの樽を使います。新樽率は低く、ぶどうそのものの味を引き立てるのが このワイナリーのワイン造りだそうです。
聞いてみて驚いたのが収穫時期。
Spätlese(遅摘み)だと辛口ワイン用のぶどうより遅い時期、ぶどうがかなり熟した状態で収穫するものと思っていましたが、
今年のSpätleseは8月下旬でした。
例年の収穫より1ヶ月も早いのは太陽の光を浴びて熟すのも早かったからだそう。
2018年ワインは期待できそうです!
待ち遠しい🤤✨