ogatamagaiku’s diary

元酒専門店 27歳

ワイナリーツアー②

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プライベートワイナリーツアーの2件目はRetzbachのWeingut Christine Pröstlerというワイナリー。
経営しているクリスティーネさんは

20代にニュージーランド南アフリカなどでワイン醸造を学び世界を旅した経験のある方で、若手の女性ワインメーカーとしてフランケンワインの本にも取り上げられているそうです。

あいにくクリスティーネさんは不在でしたが旦那さんが暖かく迎えてくれました。

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パンフレットに載っている20種類以上あるこちらのワイン

「さぁ どれを試す?」

という感じで試飲用が決まっているわけではなく、選んだワインを飲ませてくれるから

かなり太っ腹

フランケンワインの白ぶどうは大体Silvaner, Müller-Thurgau (Rivaner), Bacchusの単一品種を使いますが、

Müller-Thurgauは混醸でそのほかにPinot grisやPinot blan, Sauvignon blancもつくっていて奥さんの海外海外留学が影響しているようです。

 

白だけで酔っ払ってしまい、赤は1種類Dominaを試飲しました。色合いは濃く、香りも熟した感じで 飲むとメルロのような印象、渋みは目立たず、酸味もまろやかなので 万人受けしそうなぶどうの品種です。 「濃いのにあっさり」矛盾していますが飲んでみると分かってくれるはず!!!

赤ワインの熟成にはブルゴーニュと同じく228Lの樽を使います。新樽率は低く、ぶどうそのものの味を引き立てるのが このワイナリーのワイン造りだそうです。

 

聞いてみて驚いたのが収穫時期。

Spätlese(遅摘み)だと辛口ワイン用のぶどうより遅い時期、ぶどうがかなり熟した状態で収穫するものと思っていましたが、

今年のSpätleseは8月下旬でした。

例年の収穫より1ヶ月も早いのは太陽の光を浴びて熟すのも早かったからだそう。

2018年ワインは期待できそうです!

待ち遠しい🤤✨