ogatamagaiku’s diary

元酒専門店 27歳

言われてみればフランスにないもの

フランスに来て早8ヶ月、

フランスと日本での一人暮らしを比べてみるとそういえばフランスのお店で見ていないかも!

というものが出てきたので上げてみます。

・マスキングテープ

・便箋セット

・お裁縫セット

・バインダー

・カレンダー(卓上含む)

・ハンドタオル(正方形のやつ)

・入浴剤

・無料でもらえるビニル袋

・缶コーヒー

・プチプラコスメ

・無料で綺麗なトイレ(笑)

・耳かきや爪切りのセット

マスキングテープでのアート(?)コラージュという言葉はフランスから来ていると思っていたのですが、実際現地で見たことがないです。

また、おフランスの便箋で手紙を書こうと思って探しても、ハガキしか見当たらないです。しかも高い!1枚€2前後とか

入浴剤はスーパーで見たことがないです。バスタブ自体ない家が多いのでしょうね。お隣の国ドイツには置いていましたが。

 

まとめてみると、

日本には便利グッズのセットものがよくあったり、身につけたり、家にあるものが必ずしもフランスにあるわけではない。

文化の違いで必要かどうかは異なる。

ただ日本にいれば100円ショップで揃いますよね。100円ショップばんざい🙌

クオリティ&品揃えばんざい🙌

 

話はずれますが、「無料で綺麗なトイレ」の存在の有難さはフランスにきて身にしみて感じます‪( ;ᯅ; )‬日本の素晴らしいところ!これは本当に感謝しています。

 

植樹体験🌴

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これは何でしょう?

赤アスパラ?!

いいえぶどうの苗です🍇

ぶどうの苗は フィロキセラから守るため、全てアメリカ種の枝に接木しております。

赤い部分が接木してロウでカバーしている部分。この15㌢ほどの苗を土に差し込んでいきます。

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まず、根を切って水の中で湿らせます。

根っこはぶどうの枝より乾燥しやすいようです。

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専用の金属のフォークのようなものに沿わせて奥深くまで押し込みます

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ロウの赤い部分がひょっこり

土からのぞいています。

 

病気や死んでしまった樹を抜いて

新たに植えられた樹達なので、土との相性、今後長く生きられるかは私たちの植え付けクオリティにかかっていりはず!若い樹の剪定も間違えると短い命になる可能性も。

そういうものを素人の私たち学生が200本もやっちゃっていいの?

と心配になりました。

ただ、やっているうちにノウハウがわかってきてスピードもクオリティも上がってきました!

この調子だと、植樹専門社員になれるかしら?(੭ ᐕ))?笑

 

ワイナリーの仕事

今回は、3月の仕事です。

冬の時期と言えどやることはあるんですよ(งᐛ )ง➿

もちろん畑でもアタッシャージュという、ぶどうの枝をワイヤーに固定する作業をし始めますが、醸造所ではどんなことをするのでしょう。

 

それは瓶詰です。

8月下旬か9月の収穫前から準備でバタバタしますし、その前にバカンスするのを考えると冬のうちに瓶詰し、樽を少しづつ空にしなくてはなりません。

まぁ空っぽにして放置していては樽が痛むので言葉通りの意味ではないのですが(ここで話すと長くなるので省略)

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工場にある液体を注入する機械を真近で見られるなんて✨😭

今回初めての体験なので、私は瓶詰されたボトルを大きなコンテナの中に積む作業をしました。

生産量が多めでも手作業が多いのに感動🥺✨

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これがわたしが積んだワインたち!

550本以上入るんです。

1番下の段を揃えて上にどんどん積むのですが、160㌢のわたしでも前かがみになると、はこの中に落っこちそう。

無意識で足で支えていたので、帰宅して足をみるとアザだらけ。

屈んでは戻してを繰り返して何段も積みます。側からみると背筋を鍛えるトレーニング状態に。笑

上級者はいっぺんに4本持つのですが、初心者の私は2本だけ。大事なワインを割るのは怖いし、積んだボトルの上に割ったら1からやり直しと聞いたので。背筋も2倍に!!!

翌日はベッドから起きるのもしんどくて。

それだけ使っていない筋肉だったなんて27歳として恥ずかしい。

ただ1週間の研修を ちゃんと毎日出勤できたのは、…

毎日瓶詰したワインをもらえたり もらえなかったりがあったからかもしれない

ここは曖昧にしておきましょうか。

 

Bordeauxの楽しみ方

最後に地味に楽しかったのが ドアノック探しです。

これはBordeaux観光オススメ

というわけではないのですが、

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個人的に興奮したので載せておきます笑

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さすがワインの街!!!

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建物の彫刻を注意深く見てみると

ぶどう!

さすがフランス2大産地

Bordeauxに行くならここがおすすめ

1泊2日の弾丸Bordeaux旅行!

 

ワイナリーの見学を特に予約するわけでもなく

さらっと調べた程度の旅行でしたが、結構いい旅になりました。その場の気分で観光した中で特におススメしたい2箇所を紹介します。

La Cité du Vin 

ジロンド川下流にあるワインのための施設

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日曜日のお昼過ぎから3時間程過ごしましたが、1日中いられるような中身の濃いワイン施設。一杯のグラスワイン込みの入場料は€20。学生カード提示で€16に。

香りや色の説明や、各国のワイナリーの生産者の説明をそれぞれの言語できけるのが魅力的でした。

見学後は最上階でカンパーイ

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ワイングッズのショップ、各国のワインの品揃えも豊富でワクワクするところでした。

帰りは船で中心地まで移動しました!

https://www.laciteduvin.com/fr

 

Le Bar à Vin

いい雰囲気のワインバー

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かなり人気のバーなので夜8時前に行くのがオススメ! 広い空間にくつろげるソファー席があったりいい雰囲気。 ちなみに私はカウンター席でした。がここもいい感じです。

他のお客さんのワインを注ぐところがみれたり、ウエイターと話ができたのが印象的でした。

ウエイターのお兄さんはブルゴーニュ出身で私と同じCFPPA Beauneの卒業生ということが判明!!!!

まさかの出会いもあり、ワインも€5前後で頼めるのでかなり良かったです。2日連続で行きたくなるほどです。

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頼んだグラスワインのボトルをさりげなく置いてくれて写真を撮りやすくしてくれたり、2人で1杯頼んだグラスワインを分けてくれたり

フランスでは味わったことのない(笑)気づかいをされました!

 

土曜日の日中にジレジョーヌ(黄色いベスト運動)があること、日曜日はもっぱらお店はやっていないので、観光できるのが不安でした。

シャトー(ワイナリー)見学の予約も一切せずにBordeauxに来て楽しめるのか疑問でしたが、Bordeaux市内の観光だけでも十分楽しめました☆

 

ご当地コレクション

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日本にも観光名所のメダルやキーホルダーなどありますが、フランスにはこんな面白いものがあるんです。

ご当地€0札💶

まだ広く知られていませんが、観光名所に売っているらしいんです。

今回Bordeauxに旅行したので探してみました!

観光案内所、お土産や、tabacそれらしきものはありません、、ついに

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場所はla Cité du Vinの館内

€2入れるとでてきます。(右側の機会です)

表がどんな柄か 

買ってみてのお楽しみにしておきますね。笑

この表はヨーロッパの建物たちが。

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もしかしたらフランスだけでなく、ヨーロッパ国内にも広がっているお土産かもしれませんね。

かさばらない€0紙幣 お土産に、自分のコレクションに探してみてはいかがでしょう!

 

 

 

畑仕事

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ワイナリーでの仕事

冬の時期にやるのが剪定です。

ワイン学校の授業では落葉する10月初旬から剪定し始めましたが、実際の実施は12月、1月頃そうです。

 

いっぽんいっぽん 丈夫で元気な枝を選んで、不要な枝を切っていきます。

ブルゴーニュ地方ではguyot simple, cordon royat, という仕立て方が一般的でguyot poussard もたまに行います。

3通りのやり方を授業で学び、学校の畑で何度も剪定してからのぞみましたが。

ドメーヌの畑の古い樹は複雑で枝を選ぶのに苦労しました。


火曜の夜に降った雪が金曜日もこんなに残っています。
寒い中、結構太い枝を切るのも しゃがんだ体制で過ごすのも結構つらいですが。
畑の剪定が終わって見上げるとこんな青空✨
頑張った自分へのすてきなご褒美
Pommardの畑